3月3日はひな祭り。女の子の健やかな成長を願う行事です。
立春(節分の翌日)から2月中旬頃に飾ります。
雛人形の飾り方
■いつ頃飾る?
節分をすぎてから大安や友引などのいい日を選んで飾りましょう。
遅くても2月中旬くらいまでに飾ります。
■飾るときの注意点
手袋を使うことをお勧めします。お人形の顔や手が汚れないようにするためです。
顔や手は直接触れないようにしましょう。
■ひな人形の向き
一般的にはむかって左側にお内裏様、右側におひな様を飾ります。(関東雛)
結婚式の新郎新婦と同じです。
京都では左右が逆になります(京雛)
ただ最近では全国的に関東雛のスタイルが主流となってきています。
■箱はとっておきましょう
お人形や持ち物などの箱の上には出すときに名前を書いておきましょう。
特に七段飾りの場合は箱数が多いので名前を書いておくとしまう時にとても便利です。
雛人形のしまい方
■ひな祭りが終わったらなるべく早くしまいましょう。
お天気の良い日にしまうようにします。
雨の日は湿気がありますので避けたほうが無難です。
いつまでも出しておくとお嫁に行くのが遅れるという言い伝えがありますがあくまでいい伝えです。
実際、私のまわりで特にそのような方はありません。
■しまう時の注意点
柔らかい布で汚れをふきとります。ティッシュペーパーでふくと傷がつくことがあります。
顔や手には直接手を触れないようにしましょう。
お人形の顔は綿や柔らかい布で包みます。(飾るときに包んであった布等は置いておきましょう)
お人形の持ち物の小物などは、はずしてそれぞれ細かいメモを書いてまとめます(誰の持ち物かなど)
お人形を入れたら動かないように隙間に丸めた紙でつめものをします。
防虫剤をいれておきましょう。(お人形に直接触れないように気をつけてください)
湿気の多い場所は避け、なるべく風通しがよい寒暖の差が少ない場所に保管しましょう。