初誕生(はつたんじょう)・一升餅（いっしょうもち）

初誕生(はつたんじょう)・一升餅(いっしょうもち)

初誕生とは、満1歳の誕生日のことです。
昔は1歳の誕生日を迎えることはとても難しく、初めての誕生日は初誕生としてその後の成長を祈る大事なお祝いとされていました。

初誕生には、餅をついたり赤飯を炊いたりしてお祝いをする風習がありました。この日につく餅を誕生餅といい、その餅を風呂敷に包み「力餅」や「一升餅」と呼び、赤ちゃんに背負わせ「一生食べ物に困らないように」、「力強く成長するように」と願いが込められました。