いらなくなってしまった雛人形(ひな人形)をゴミとして出すのは心苦しい方が多いと思います。
日本では雛人形だけでなく「お人形」というものは命があるものと考えられています。どうしても不用になった場合は供養してあげるのがいいですね。特に女の子の厄をしょってくれた雛人形はなおさらです。
もちろん雛人形の状態がよければずっとおいておくに越したことはないのですが、現在の住宅事情を考えるとそのスペースを確保することが難しいですね。特に女の子が生まれて新しい雛人形を購入した場合はお母さんの雛人形と二つになってしまいます。
不要になった雛人形はお寺や神社で供養してもらいましょう
お寺や神社によって法要や費用が異なります。
私が調べた限りでは、ダンボール箱単位でいくらという形態が多いように見受けられました。持ち込みだけでなく宅急便で送る方法をうけておられるお寺や神社も多くあります。
人形供養をお願いする場合のチェック点
- 持ち込みするか宅急便で送るのか?送料は?
- 供養の受付方法を確認する(段ボールでまとめるのか一体づつなのか)
- 料金(一箱ごとの料金なのか一体ずつの料金なのか)
- 段ボール箱の大きさ制限は?(料金も含めて)
- ガラスケースや燃えないゴミにあたるものを一緒に入れてもよいのか?
- 時期
段ボール箱の大きさによって値段がかわりますので目安がわからず心配になる場合がありますね。料金は必ずきちんと確認しましょう。
■参考
私の住む奈良県の正暦寺では1年間に送られる(持参含む)すべてのお人形が毎年3月9日に総供養されます。
「ひな人形のこうげつ人形」のホームページで全国各地の雛人形供養の案内が一覧表で紹介されていました。参考ページ;人形供養について