端午の節句(たんごのせっく)・こどもの日

端午の節句(たんごのせっく)・こどもの日 《5月5日》

端午の節句には、鯉のぼりを飾り、柏餅を食べ、菖蒲湯につかり男子の健やかな成長を祝う行事です。
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「尚武の節句」「菖蒲の節句」とも言います。
端午とは月の端(はじめ)の午(うま)の日と言う意味で、古代中国では5月は物忌みの月とされ、様々な邪気を祓うための行事を行います。
その慣わしが日本に伝わるようになりよもぎや菖蒲で厄除けをするようになりました。
「菖蒲」を「尚武」という言葉にかけて、勇ましい武将の飾りをして男の子の誕生と成長を祝います。

鯉のぼり・柏餅・菖蒲の意味は・・

鯉のぼり

tango-2「鯉のぼり」
鯉が滝を登りきって竜になると言う中国の故事にちなんで、男の子の出世を願い、揚げられるようになりました。
五色の吹流しは青→木・赤→火・黄→土・白→金・黒→水を表した「五行説」から由来しています。
※「五行説」とは「木火土金水」の五気がこの順序で廻りつつ相互に影響しあう原理をいいます。

柏餅・ちまき

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「柏餅」
柏の葉は若い葉が出ないと古い葉が落ちないことから、跡継ぎが絶えないという意味からの縁起物です。ちまきは中国から渡来したもので、柏餅と同様端午の節句に食べられています。

 

菖蒲

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「菖蒲湯」
菖蒲は昔から薬草として使われ、その香りが邪気を祓う植物として用いられています。厄除けとして玄関先に飾ったり、無病息災を願って菖蒲湯として入ります。

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